第13日 第89回夏の甲子園コラム

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大会第13日 8月20日(月)の試合結果
―準決勝―
長崎日大7-1楊志館 ②常葉菊川6-1大垣日大
☆今日の本塁打・・・常葉菊川・石岡(大会第21号)

☆今日の甲子園!☆
準々決勝残り2試合が行われた第12日。九州対決に、選抜決勝再戦と今日も、それぞれの思いが甲子園で交錯した。


 第1試合の長崎日大楊志館の九州対決は試合巧者・長崎日大が快勝。1回表、長崎日大犠飛と2連打で2点を先制し、3回にも出口の三塁打と曲渕の犠飛で1点。5回から7回にかけても安打と犠打を絡め効率よく得点を重ねた。エース・浦口は得意のスライダーを武器に8回途中までで8奪三振の1失点と好投。初出場でベスト8まで勝ち進んだ楊志館だったが、浦口の前に1回に敵失で挙げた1点だけにとどまった。長崎日大は初のベスト4進出。


 第2試合は49年ぶりに選抜決勝と同じ組合せとなった常葉菊川大垣日大。選抜優勝の常葉菊川が雪辱を期す大垣日大を返り討ちした。常葉菊川は、3回に先制を許したが、5回、石岡の適時3塁打で同点とし、伊藤の右前適時打で逆転。8回にも石岡の本塁打等で3点を加点し駄目を押した。エース・田中は被安打4の1失点完投。大垣日大は、3回に吉岡の適時打で先制したが、その後は田中を捉えられなかった。常葉菊川は初のベスト4進出。

☆今日のKAIスポ・コラムは?!☆
いよいよベスト4が出揃った甲子園。頂点まであと2つ。コラムは恒例の「4強の風」!!


☆大会第14日 8月21日(火)の試合予定☆
―準決勝-
常葉菊川-広陵 ②佐賀北-長崎日大


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~ 4強の風 ~ ( ベスト4の顔触れ )

佐賀北
開幕試合完封勝ち、2回戦引き分け再試合、3回戦は逆転勝ち、準々決勝は延長サヨナラとミラクル続く快進撃。勢いは4強中、断突ナンバーワン。野球留学等関係ない田舎の県立校の活躍に甲子園の大観衆も後押しする。残ったミラクルは決勝進出そして…。


長崎日大
長崎大会ノーシードから甲子園4強まで勝ち進んだ長崎日大。甲子園1試合平均失点2は4強中、ナンバーワン。率いる金城孝夫監督は71回選抜大会で沖縄尚学沖縄県勢春夏通じて初優勝に導いた名将。今大会の“エースで4番”の中で最後まで残った左腕・浦口を擁し、今度は長崎県勢春夏通じて初優勝を目指す。


広陵
北の王者、駒大苫小牧を倒し勢いづいた広陵。2回戦、3回戦、準々決勝と投打噛み合い安定感はナンバーワン。3回戦では、体調不良で中井監督不在の中、日頃から培った自主性野球で快勝。春の優勝3回の名門も夏となれば初めて。選手と監督の絆深まり、夏の大旗獲りが見えてきた。


常葉菊川
2回戦で夏の挨拶代わりの2本塁打、3回戦では2年生のラッキーボーイが同点弾、準々決勝ではセンバツ決勝対決で燃える大垣日大を返り討ちする駄目押し弾。ここ一番で放つホームラン数はナンバーワン。センバツで見せた逆転勝ちは夏も健在。一瞬で相手の夢砕くホームランは史上6校目の春夏連覇の夢運ぶ。


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