’08秋季高校野球 近畿大会版4

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☆秋季高校野球近畿大会 第4日 10月26日(日)☆
平成20年度秋季近畿地区高校野球大会第4日は京都・西京極球場で雨天の中、準々決勝2試合が行われた。今日も雨でグラウンドコンディションが悪い中、選抜をかけた熱戦が行われた。第1試合では初の選抜を狙う福知山成美がエース長岡の完封で前年度優勝の東洋大姫路を破りベスト4進出を決めた。第2試合の金光大阪大阪桐蔭の大阪勢同士の対戦は、雨中の激戦。金光大阪が逆転サヨナラで大阪桐蔭を下し、ベスト4進出を決めた。今夏甲子園優勝の大阪桐蔭の選抜出場は、PL学園金光大阪の大阪勢2校が4強入りしており、非常に厳しい情勢に追い込まれた。尚、第3試合に予定されていた箕島と天理の試合は、試合開始前に雨天中止となり、明日27日(月)12時に順延となった。


☆☆今日の結果☆☆ ※写真は、今日の試合の模様。
―準々決勝― 
福知山成美(京都)2-0東洋大姫路(兵庫)
福知山成美:エース長岡5安打完封!初の選抜手繰り寄せる!
東洋大姫路福知山成美・長岡最後まで攻略できず。前年度優勝、選抜4強校は今年はベスト8で敗退。

金光大阪(大阪)3×-2大阪桐蔭(大阪)〔9回サヨナラ〕
金光大阪が終盤の反撃で見事なサヨナラ勝ち。金光大阪は、2点を追う7回にようやく1点を返すと、8回には4番陽川が左越ソロ本塁打を放ち同点とし勢いにのると、9回1死3塁の場面で投手木場が左犠飛を打ち上げ、劇的なサヨナラ勝ちした。エース木場は強打の大阪桐蔭打線を5安打に抑えた。金光大阪は4強進出。7年ぶりの選抜に大きく前進した。大阪桐蔭は、序盤に2点を先制し、その後は左腕福本が好投し逃げ切るかに思われたが、中盤以降追加点を取れなかったのが響いた。

③箕島(和歌山)-天理(奈良)
雨天中止(明日の12時開始に順延)


〔選抜への想い、最大限に配慮を!〕
第2試合の大阪勢同士の準々決勝戦は、大阪勢2校が4強入りする地域性を考慮すると、発表までわからないとは言え、実質選抜出場決定戦と捉えるべき一戦だった。それだけに一層緊迫した試合となった。しかし、第1試合から降り続く雨が、雨脚が強くなる中、通常5回終了時に行われるグラウンド整備を3回終了時に前倒しし、砂を補充するなどして何とか9回を終えた。グラウンドはぬかるみ、中盤以降は水溜りもでき、強まる雨で両校ともに通常より攻撃が淡白なように感じ、守りも(失策/金光大阪3・大阪桐蔭1)ぎこちなさが残った。転がらない犠牲バントの失敗もあった。私の高校時代も雨中の試合もあったが、ぬかるむ地面に地に脚をつけることを優先した。しかし、雨や泥でスパイクとユニフォームが重く感じ、炎天下とは異なる体力の消耗度があり、ピッチングも通常より球数(見せ球)を減らすようにした。攻撃が淡白に映ったのはこのような事情が影響したのかもしれない。

両校同じ条件の中で行われる為、こういった悪条件とはいえ、それなりの戦いをし、実力を発揮する対応力を選手には求められる。しかしながら甲子園のかかる大一番で、大会本部がこの試合を強行したのには疑問が残る。試合終盤には寒さも加わり気の毒ともいえる状況の中で、この試合終了後から第3試合の中止までの決定も長引いた。

ここ最近、甲子園大会でも雨天時の中止決定については、早期に行っている。第1試合の開始前には既に決定しているケースも多く、同日中に天候が回復している場合も多いが、選手のコンディションや応援団の予定に配慮してのことだ。

金光大阪大阪桐蔭戦は、このような条件下での接戦は称えられるものであるが、できることなら順延し、のびのびとした環境でプレーし、勝敗にはそれなりの納得感を得たかったと思うのは選手、関係者そして濡れながら観戦した観衆にも共通する思いでもあったことだろう。試合が決した瞬間、選手、球場の雰囲気は夏の最後の試合を彷彿とさせる歓喜と悲哀が交錯した。

高校野球大会を開催する本部サイドのご苦労は敬意を表すものであり、順延することの問題点もあるだろう。しかし少なくとも、この試合途中に第3試合の中止・順延は決定しておくべきだった。もともと、明日27日は大会予備日として大会前から決定していたはずだ。今日の判断にはぎりぎりまで続行を模索した意図は理解しがたい。
雨天時の対応は、限られたチャンスを戦う選手達の思いを全てに優先して決定していくべきだと考える。 (10/26 KAIスポ)


☆出場校とここまでの勝ち残り☆
○ベスト4進出校
〔大阪〕PL学園金光大阪
〔京都〕福知山成美


○ベスト8進出校
〔大阪〕大阪桐蔭(敗退)
〔兵庫〕報徳学園(敗退)・東洋大姫路(敗退)
〔和歌山〕箕島(未試合)
〔奈良〕天理(未試合)


●1回戦敗退
〔兵庫〕滝川二
〔京都〕立命館・塔南
〔和歌山〕智弁和歌山・県和歌山商
〔滋賀〕近江・彦根東
〔奈良〕桜井


☆第5日10月27日(月)の試合予定☆
―“選抜へ負けられない”準々決勝―
①箕島(和歌山)-天理(奈良)


☆第6日11月1日(土)の試合予定☆
―準決勝―
PL学園-福知山成美
金光大阪-箕島・天理の勝者



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