第1日 第80回記念センバツコラム

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☆大会第1日 3月22日(土) 今日の甲子園!☆
80回を記念する春のセンバツ甲子園が開幕。今年は記念大会とあって例年より4校多い参加36校が堂々と行進。開会式では中京大中京の矢沢英典主将が「ニュー甲子園ではつらつと」等と力強く選手宣誓した。今大会は80回の記念大会に加え、昨年秋から内野席や一部外装が改装された新装甲子園球場の初お披露目とあって開門の早朝6時50分には徹夜組26人を含む約1,300人がチケットを求めて行列をつくり当日券は約1時間で完売。スタンドは44,000人のファンで埋まった。
また、開会式に先立ち、歌手の谷村新司さんが、大会歌「今ありて」を合唱し、スタンドを盛り上げた。


☆今日の試合結果 ―1回戦― ( )内は出場回数☆
①成章(愛知・2)3-2駒大岩見沢(北海道・8) 
ヒグマ打線に競り勝った。21世紀枠・成章が勝利一番乗り!
北大津(滋賀・3)3-2東北(宮城・18)
87回夏の甲子園で大敗。北大津、宿敵東北に雪辱!
安房(千葉・初)2-0城北(熊本・3)
成章に続いた。21世紀枠安房が完封シャットアウト一番乗り!
◎今日の本塁打・・・0


☆80回記念センバツコラム1 「旧き、新しき甲子園」!☆

 昨年秋からの球場リニューアル1期工事後、初めてのセンバツ。随所にそのニュー甲子園が我々を迎えてくれた。まずは、球場外観。ガラス張りの外観、チケット売り場の煉瓦壁、上段席までの外階段。球場内部では、ベンチの改装、ファイルグラウンドの人工芝張替え。そしてスタンドでは座席の張替えと配置換え、スタンド裏通路に新たなショップスペース。あちこちに新しい息吹が垣間見えた。

甲子園球場は、1924(大正14)年に完成以降、高校球児の聖地であり、プロ野球阪神タイガースの本拠地としてまさに野球の象徴として記憶される。しかし一方で1942年から5年間にわたり太平洋戦争の影響で選抜大会は中止。球場も空襲を受け、金属類回収令による銀傘撤去。さらには阪神大震災の影響を受ける等、暗い歴史も刻まれている。輝かしい舞台であると同時に、長い歴史がゆえ老朽化は例外ではない。
 長く甲子園に足を運んでいる私も、昨年までに見てきたまだレトロな雰囲気を感じさせる甲子園に懐かしさを感じ、今日ばかりは、ニュー甲子園に違和感を感じざるを得なかったが、球場では、球児達が昨年と何も変わらない、はつらつとしたプレーを演じてもいた。
甲子園球場のリニューアルは2010年に完成する。現在撤去されている蔦も戻る予定だ。
 今大会一段と甲子園球場に想いを寄せる大会になりそうだ。
 歴史、伝統そして変革。2008年春。甲子園は「旧き、新しき時代」を迎えている。

- 今年も甲子園は球児を迎える! KAIスポ!-


☆明日3月23日(日)大会第2日の試合予定☆
明徳義塾(高知・13)-関東一(東京・3)
下関商(山口・14)-履正社(大阪・2)
小松島(徳島・3)-聖望学園(埼玉・初)
鹿児島工(鹿児島・初)-水戸商(茨城・4)

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