第3日 第80回記念センバツコラム

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☆大会第3日 3月24日(月) 今日の甲子園!☆
―2回戦―
常葉菊川(静岡)6-4明豊(大分)
史上3校目の春連覇へ菊川逆転発進!
千葉経大付(千葉)3-0興譲館(岡山・初)
千葉経大、エース斉藤の好投で、2年連続初戦突破!
長野日大(長野)6-3今治西(愛媛)
長野日大、のびのび野球で初出場初勝利!
◎今日の本塁打・・・なし

☆明日3月25日(火)大会第4日の試合予定・( )内は出場回数☆
―2回戦―
一関学院(岩手・2)-東洋大姫路(兵庫・7)
宇都宮南(栃木・2)-八頭(鳥取・初)
智弁和歌山(和歌山・8)-丸子修学館(長野・4)

★お詫びと訂正★
大会第1日配信の大会回数は、90回ではなく80回の間違いでした。
大会第2日配信の本塁打は、下関商・下瀬ではなく、島田の間違いでした。
お詫びして訂正いたします。



☆80回記念センバツコラム3 「自主性野球、はつらつと! 」 ~長野日大~ ☆

 松商学園時代、春夏通じて9度甲子園に導き、第63回(93年)選抜大会では同校を準優勝に導いた中原英孝氏。今大会は長野日大の監督として甲子園出場を果たした。05年から監督就任し、実質2年で初の甲子園出場を決めた。

 不祥事で引責辞任したものの、同校監督に就任し、これまでの経験を活かし、甲子園出場経験のなかった選手たちに思い切って新風を吹き込んだ。
 自主性をもたせる為に、考えたのが、練習試合であえて2死からでもバントのサインを出し、想定外の指示から選手たちに自分で考える思考力を養わせた。また、チームに一体感を持たせる為に寮をつくれば、練習での成果や気づいた点を野球ノートに自ら記入させた。

 甲子園に出場経験のないチームに共通するのは、甲子園がテレビの中の遠い存在になってしまっているケースだ。逆に言えば、甲子園常連校は常に甲子園を意識した環境で日々練習するため、甲子園が近く、必然の存在になっている。中原監督は、まず選手達に意識改革を促し、一人一人が主体性をもって練習や試合をさせることで、短期間で甲子園に出場を意識できる集団へと変化させていったのだろう。

 物事を成し遂げるには心技体の充実が必要とはよく言われるが、何よりも先に「心」があることが「技」と「体」を磨く前提のようにも聴こえる指導法だ。
 
 大会前の甲子園練習が雨で室内へと変更された長野日大。初出場ながらぶっつけ本番で迎えた大舞台で、4季連続甲子園出場の今治西に快勝。中原イズムは甲子園で見事に結実している。


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