第11日 80回記念センバツコラム

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☆大会第11日 4月1日(火) 今日の甲子園!☆
―準々決勝―
聖望学園(埼玉)8-0平安(京都)
聖望、序盤の猛攻で平安退け、初出場で4強決めた!
千葉経大付8×-7長野日大(長野)〔延長11回〕
両チーム見事な好ゲームは千葉経大付に女神!
◎今日の本塁打・・・なし


☆明日4月2日(水)大会第12日の試合予定・( )内は出場回数☆
―準々決勝―
11:00~
東洋大姫路(兵庫・7)-智弁和歌山(和歌山・8)
②天理(奈良・18)-沖縄尚学(沖縄・4)



☆80回記念センバツコラム11 「 平安(HEIAN)、ラスト甲子園 」 ~ 京都・平安 ~ ☆


 歴代最多の36回の選抜出場と夏3度の優勝を誇る平安高校。この4月から「龍谷大学付属平安高校」へと校名が変わる。平安高校として甲子園に出場するのは、今大会が最後となる。
 多くの学校OBや関係者にとってこの選抜にかける思いは一際大きい。就任15年目、OBでもある原田英彦監督(47)の思いも複雑だ。「まさか自分が平安高校として最後の監督になるとは思わなかった」と大会前、選手の前で涙した。「正直、校名が変わるの寂しい」という。
 そんな監督の思いにエースの川口は、選抜出場が決まると、「先輩達に恥ずかしくないよう頑張りたい」と意気込んだ。
 
初戦となった成章戦開始前、97年の夏の決勝進出時よりもアルプスのチケットは早く売り切れたという。そんなアルプスの声援を受け、3回戦の鹿児島工戦では3対3で延長15回引分けの死闘。再試合では、エース川口が1対0の完封勝利で、2日がかりで平安の文字を甲子園に灯し続けた。

にわかに高まる、平安(HEIAN)、ラスト甲子園での優勝。
迎えた今日の準々決勝・聖望学園戦。期待が重圧となったのか。それまで踏ん張ってきた支えが外されたかのように8失点。ラスト甲子園に終わりを告げた。

 今大会、アルプスには多くのOBや関係者が駆けつけた。成章戦の応援に来た51年夏・優勝メンバーの小口菊雄さん(74)は「自分達が優勝したときと同じくらい嬉しい」と泣きながら校歌を歌った。
 くしくも学校創立100周年という節目の年に訪れた平安(HEIAN)としてのラスト甲子園。平安として挙げた今大会の2勝で、歴代3位となる甲子園春夏通算90勝。頂点には届かなかったが、創立100年の伝統を一身に背負った選手達は、立派に最後の歴史を刻んで甲子園を去った。


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