【第5日第3試合】『涙キラリ、甲子園を去る球児達』第18章

#甲子園】8/11 大会第5日第3試合

2回戦:嘉手納(沖縄)10-3 前橋育英(群馬)

7回の猛攻で逆転、嘉手納初陣飾る!!
嘉手納は2回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第1試合に登場する。




【涙キラリ、甲子園を去る球児達】


-甲子園優勝校の重み (群馬代表・前橋育英)-


エース高橋光成(現・西武)を擁して初出場初優勝して以来の2回目の出場となった前橋育英。今年の選手たちは3年前の優勝に憧れて入部した世代。甲子園への情熱はひと際大きかった。

今日の相手は初出場の沖縄・嘉手納。
中盤までは優位に試合を進めたが、1-3と2点リードして迎えた7回。バント処理のミスもあり自慢の守備からリズムを崩し、まさかの8被安打8失点のビッグイニングを献上。涙をのむ結果となった。

初出場校が勢いにのると球場の雰囲気をも味方にして独特のムードが生まれる。前橋育英のエース佐藤は、逆転された7回を、「1球、1球、声援がすごくて。知らないうちにのまれていたのかもしれない」と振り返る。奇しくも、初出場で初優勝した3年前、実力もさることながらそんな勢いにものって全国の頂点まで駆け上がった。

甲子園の優勝校となれば、必ず優勝校という枕詞がつく。それは選手たちの誇りでもあり、綻びでもある。

自分達も優勝して先輩達に追いつきたいと挑んだ甲子園の夏は終わった。

3年前と今年、すいも甘いも経験した。
この経験を活かし、もう一度、甲子園での飛躍を目指す。
(了)
Aug 11, 2016 9:48pm
# #高校野球 #嘉手納 #前橋育英 #沖縄 #群馬

【参照】

夢舞台 甲子園 Kaispo2016