第8日 80回記念センバツコラム

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☆大会第8日 3月29日(土) 今日の甲子園!☆
―3回戦―
千葉経大付(千葉)7-2常葉菊川(静岡)
初回速攻鮮やか千葉経大。連覇の夢砕いて8強進出!
長野日大(長野)2-0北大津(滋賀)
信濃の新鋭8強へ、大物食いの北大津の勢い止めた!
東洋大姫路(兵庫)1-0八頭(鳥取
好投手対決、東洋大姫路・佐藤に軍配。姫路8強へ!
◎今日の本塁打・・・千葉経大付・稲葉(10号)


☆明日3月30日(日)大会第9日の試合予定・( )内は出場回数☆
―3回戦―
①再試合:鹿児島工(鹿児島・初)-平安(京都・36)
智弁和歌山(和歌山・8)-宇治山田商(三重・初)
③天理(奈良・18)-華陵(山口・初)
沖縄尚学(沖縄・4)-明徳義塾(高知・13)



☆80回記念センバツコラム8 「 ノーバントへのこだわり!」 ~ 前年優勝校・常葉菊川 ~ ☆

 昨年、並居る強豪校を破り、春の頂点にたった常葉菊川。その戦いぶりは犠打を使わない超攻撃野球だ。75年の金属バット導入以降で犠打1での優勝は常葉菊川が最小。今大会もそのスタイルは崩すことなく、史上3校目の春の連覇を目指した。

ベスト8がかかった今日の試合。エース戸狩の不調で、初回いきなり2ランを浴びるなどして3失点。劣勢を強いられると、千葉経大付の好投手・斉藤投手の重い速球の前に、10三振を喫し、自慢の攻撃力も精彩を欠いた。

初回の3点のビハインドは、まだ序盤であり、1点づつ返していくイニング数は十分残されているが、3回、連打で作った1死1、2塁、4回の1死1塁の場面でも森下監督のサインは「打て」。ともに得点圏に走者を送れば、一打で1点差、2点差までつめられる場面。前半5回までに点差を縮めて、終盤勝負にもちこむことを考える指揮官が多い中、最後まで自分達のスタイルは崩さなかった。結果、終盤7回、9回に1点づつを返すが、失った点が多すぎ、流れを呼び戻すには遅すぎた。
 
初戦、明豊戦と今日の千葉経大付戦と犠打はゼロ。確かに犠打を使えば、流れは変わっていたかもしれない。昨今高校野球の代名詞ともいえる犠打が隆盛の中、打って走るという野球本来の魅力をチームカラーとする学校がまた高校野球っぽくも映る。
時にコンパクトに、パワフルなスイングでバッターボックスで躍動する常葉菊川の「ノーバント野球」は、打つ楽しさを追求しながら、今度は夏の甲子園を目指す。


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