第5日 90回夏甲子園コラム
☆大会第5日 8月6日(水) 今日の甲子園!☆
―1回戦― ( )内は出場回数
①清峰(長崎・3)11-3白鴎大足利(栃木・3)
清峰:2本塁打含む13安打で圧倒!
白鴎大:大黒柱エース新藤捕まり、ほろ苦甲子園。
②東邦(西愛知・15)15-10北海(南北海道・34)
東邦:本塁打3発で好投手攻略!
北海:好投手鍵谷誤算。投打かみ合わず。
③大阪桐蔭(北大阪・5)-日田林工(大分・4)
2回裏途中雷雨により中止。明日大会第6日第一試合へ。
◎今日の本塁打・・・清峰・林(大会13号)、山崎(14号)、東邦・山田(15号)、小宅(16号)、
北海・池田(17号)、清峰・野々川(18号) (参考:大阪桐蔭・有山)
☆明日8月7日(木)大会第6日の試合予定☆
―1回戦―
①大阪桐蔭(北大阪・5)-日田林工(大分・4)
②桐生一(群馬・9)-金沢(石川・12)
③広陵(広島・19)-高知(高知・12)
④浦和学院(南埼玉・10)-横浜(南神奈川・13)
☆90回記念夏の甲子園コラム5 「 お天道様のいたずら ~ 大阪桐蔭対日田林工 ~ 」☆
今日の第3試合、大阪桐蔭対日田林工戦は、降雨ノーゲームとなり明日の第一試合に組み込まれることになった。
降雨再試合といえば、思い出される印象的な試合がある。
第85回大会(2003年)1回戦、駒大苫小牧対倉敷工戦だ。駒大苫小牧打線は序盤から倉敷工・先発陶山を捉え、4回途中までに8対0と大量リードしていた。しかし、台風による大粒の雨が一気にこの試合を幻へと流し去ってしまう。
翌日に行われた再試合では、一転、倉敷工が2回に先制し、優位に試合を進め、5対2で駒大苫小牧を下した。当時、この試合を評し、「先制点をどちらが取るかで試合の流れが決まる」という主旨のコラムを執筆した記憶がある。つまり先制した倉敷工は精神的に優位にたち、駒大は昨日とは逆に序盤でリードされる展開に、精神的に追い込まれ、甲子園初勝利を飾ることはできなかった。
前日、8点を奪った打線も、駒大の公式記録はこの試合での6安打2点だった。
しかし、駒大苫小牧は、この“お天道様のいたずら”をばねに翌年の夏の甲子園大会で春夏通じて初勝利どころか、北海道勢初の全国制覇を成し遂げた。その後の駒大苫小牧の伝説的な強さはこの再試合での敗戦という屈辱が原点ともいえるのかもしれない。
さて、同じように降雨ノーゲームとなった今日の試合。大阪桐蔭が2回裏途中までに有山の本塁打を含む4安打で4点をリードして幻の試合となった。
どちらが先制するか、あるいはどちらが切り替えて平常心でグランドに立てるか。心理的なコントロールが求められる明日の再試合。
今大会の“お天道様のいたずら”は、両校にどんな試練を与えたのか。
- 球児には譲れない夏がある! KAIスポ!-
- KAIスポ・第90回記念夏の甲子園コラム『銀傘の陰から』PCブログ版はこちらから -
http://blogs.yahoo.co.jp/koshien818ss
―1回戦― ( )内は出場回数
①清峰(長崎・3)11-3白鴎大足利(栃木・3)
清峰:2本塁打含む13安打で圧倒!
白鴎大:大黒柱エース新藤捕まり、ほろ苦甲子園。
②東邦(西愛知・15)15-10北海(南北海道・34)
東邦:本塁打3発で好投手攻略!
北海:好投手鍵谷誤算。投打かみ合わず。
③大阪桐蔭(北大阪・5)-日田林工(大分・4)
2回裏途中雷雨により中止。明日大会第6日第一試合へ。
◎今日の本塁打・・・清峰・林(大会13号)、山崎(14号)、東邦・山田(15号)、小宅(16号)、
北海・池田(17号)、清峰・野々川(18号) (参考:大阪桐蔭・有山)
☆明日8月7日(木)大会第6日の試合予定☆
―1回戦―
①大阪桐蔭(北大阪・5)-日田林工(大分・4)
②桐生一(群馬・9)-金沢(石川・12)
③広陵(広島・19)-高知(高知・12)
④浦和学院(南埼玉・10)-横浜(南神奈川・13)
☆90回記念夏の甲子園コラム5 「 お天道様のいたずら ~ 大阪桐蔭対日田林工 ~ 」☆
今日の第3試合、大阪桐蔭対日田林工戦は、降雨ノーゲームとなり明日の第一試合に組み込まれることになった。
降雨再試合といえば、思い出される印象的な試合がある。
第85回大会(2003年)1回戦、駒大苫小牧対倉敷工戦だ。駒大苫小牧打線は序盤から倉敷工・先発陶山を捉え、4回途中までに8対0と大量リードしていた。しかし、台風による大粒の雨が一気にこの試合を幻へと流し去ってしまう。
翌日に行われた再試合では、一転、倉敷工が2回に先制し、優位に試合を進め、5対2で駒大苫小牧を下した。当時、この試合を評し、「先制点をどちらが取るかで試合の流れが決まる」という主旨のコラムを執筆した記憶がある。つまり先制した倉敷工は精神的に優位にたち、駒大は昨日とは逆に序盤でリードされる展開に、精神的に追い込まれ、甲子園初勝利を飾ることはできなかった。
前日、8点を奪った打線も、駒大の公式記録はこの試合での6安打2点だった。
しかし、駒大苫小牧は、この“お天道様のいたずら”をばねに翌年の夏の甲子園大会で春夏通じて初勝利どころか、北海道勢初の全国制覇を成し遂げた。その後の駒大苫小牧の伝説的な強さはこの再試合での敗戦という屈辱が原点ともいえるのかもしれない。
さて、同じように降雨ノーゲームとなった今日の試合。大阪桐蔭が2回裏途中までに有山の本塁打を含む4安打で4点をリードして幻の試合となった。
どちらが先制するか、あるいはどちらが切り替えて平常心でグランドに立てるか。心理的なコントロールが求められる明日の再試合。
今大会の“お天道様のいたずら”は、両校にどんな試練を与えたのか。
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