第11日 90回夏甲子園コラム
☆大会第11日 8月12日(火) 今日の甲子園!☆
―2回戦― ( )内は出場回数
①大阪桐蔭(5)6×-5金沢(12)
大阪桐蔭:1番浅村2本塁打に継投決まり、総合力でのサヨナラ劇!
金沢:互角に戦うも終盤に追加点奪えず。
②横浜(13)7-4広陵(19)
横浜:中盤効率よく攻め突き放し、名門対決制す!
広陵:上本の先頭打者弾で先制するも、本来のリズムつかめず。
③仙台育英(21)6-4福井商(19)
仙台育英:小川の2点勝ち越し打。1年生投手木村が好投!
福井商:中盤まで食らい尽くも終盤好機作れず。
◎今日の本塁打・・・・大阪桐蔭・浅村(大会28号・29号)、広陵・上本(30号)
☆明日、大会第12日〔8月13日(水)〕の試合予定☆
―2回戦―
①聖光学院(5)-市岐阜商(4)
②常葉菊川(3)-倉敷商(7)
③駒大岩見沢(4)-智弁和歌山(16)
④鹿児島実(16)-報徳学園(13)
☆90回記念夏の甲子園コラム11 「 宝物は新たな伝統に ~ 昨夏準優勝校 広陵(広島) ~ 」☆
「甲子園の宝物を取りに行こう」
今大会は昨夏無念の準優勝となった雪辱を期す夏の甲子園だった。
2007年8月22日 第89回大会決勝戦。
春優勝3回を誇るものの夏は初優勝をかけて、佐賀北との決勝戦を戦った。試合は、実力に勝る広陵が、7回までに4対0とリードし、深紅の優勝旗は広陵の手に収まるだろうと大方の関係者は思った。しかし、8回、それまでの展開が嘘のようにエース野村が乱れ、逆転満塁弾を浴びた。試合後、自分達が舞うはずのマウンドには佐賀北ナインが。うなだれて呆然と見つめるしかなかった。試合内容は圧倒していた。現実を受止めるにはあまりにも酷な準優勝劇。1球の、1イニングの恐さを知るには十分すぎる試合だった。
当時の私のコラムでも「未だに信じられないという思い」で執筆に向かったことを思い出す。
あれから1年。
広島大会決勝でも、昨年忘れたきた「宝物」を求め、7点差をも逆転し、リベンジの挑戦権を手に入れた。
甲子園での1回戦、高知高校戦では、7回に5点差を追いつかれても、下をむく選手はいなかった。終盤に突き放し、「宝物」までのリベンジロードを切り開いた。
今日の2回戦の横浜戦。昨夏の悔しさを知る上本の先頭打者本塁打等、臆することなく立ち向かった。しかし、夏の優勝2回を誇る、夏の勝ち方を知る横浜の壁は分厚かった。
野球の神様はこの悲劇の伝統校にどこまで試練を与え続けるのか。
昨夏、接戦の末、駒大苫小牧を破った試合。選手達は、「相手も強いが伝統ならうち(広陵)の方が上。負ける気はしなかった」という。
「宝物」を追い求める新たな伝統がまた新チームに受け継がれる。
- 伝統の力 伝統の重み いつか甲子園で花開く! KAIスポ!-
- KAIスポ・第90回記念夏の甲子園コラム『銀傘の陰から』PCブログ版はこちらから -
http://blogs.yahoo.co.jp/koshien818ss
―2回戦― ( )内は出場回数
①大阪桐蔭(5)6×-5金沢(12)
大阪桐蔭:1番浅村2本塁打に継投決まり、総合力でのサヨナラ劇!
金沢:互角に戦うも終盤に追加点奪えず。
②横浜(13)7-4広陵(19)
横浜:中盤効率よく攻め突き放し、名門対決制す!
広陵:上本の先頭打者弾で先制するも、本来のリズムつかめず。
③仙台育英(21)6-4福井商(19)
仙台育英:小川の2点勝ち越し打。1年生投手木村が好投!
福井商:中盤まで食らい尽くも終盤好機作れず。
◎今日の本塁打・・・・大阪桐蔭・浅村(大会28号・29号)、広陵・上本(30号)
☆明日、大会第12日〔8月13日(水)〕の試合予定☆
―2回戦―
①聖光学院(5)-市岐阜商(4)
②常葉菊川(3)-倉敷商(7)
③駒大岩見沢(4)-智弁和歌山(16)
④鹿児島実(16)-報徳学園(13)
☆90回記念夏の甲子園コラム11 「 宝物は新たな伝統に ~ 昨夏準優勝校 広陵(広島) ~ 」☆
「甲子園の宝物を取りに行こう」
今大会は昨夏無念の準優勝となった雪辱を期す夏の甲子園だった。
2007年8月22日 第89回大会決勝戦。
春優勝3回を誇るものの夏は初優勝をかけて、佐賀北との決勝戦を戦った。試合は、実力に勝る広陵が、7回までに4対0とリードし、深紅の優勝旗は広陵の手に収まるだろうと大方の関係者は思った。しかし、8回、それまでの展開が嘘のようにエース野村が乱れ、逆転満塁弾を浴びた。試合後、自分達が舞うはずのマウンドには佐賀北ナインが。うなだれて呆然と見つめるしかなかった。試合内容は圧倒していた。現実を受止めるにはあまりにも酷な準優勝劇。1球の、1イニングの恐さを知るには十分すぎる試合だった。
当時の私のコラムでも「未だに信じられないという思い」で執筆に向かったことを思い出す。
あれから1年。
広島大会決勝でも、昨年忘れたきた「宝物」を求め、7点差をも逆転し、リベンジの挑戦権を手に入れた。
甲子園での1回戦、高知高校戦では、7回に5点差を追いつかれても、下をむく選手はいなかった。終盤に突き放し、「宝物」までのリベンジロードを切り開いた。
今日の2回戦の横浜戦。昨夏の悔しさを知る上本の先頭打者本塁打等、臆することなく立ち向かった。しかし、夏の優勝2回を誇る、夏の勝ち方を知る横浜の壁は分厚かった。
野球の神様はこの悲劇の伝統校にどこまで試練を与え続けるのか。
昨夏、接戦の末、駒大苫小牧を破った試合。選手達は、「相手も強いが伝統ならうち(広陵)の方が上。負ける気はしなかった」という。
「宝物」を追い求める新たな伝統がまた新チームに受け継がれる。
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