【第6日第3試合】『涙キラリ、甲子園を去る球児達』第21章

#甲子園】8/12 大会第6日第3試合
2回戦:作新学院(栃木)3-0尽誠学園(香川)
エース今井、最速151キロ、13奪三振作新学院快勝!
作新学院は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第2試合に登場する。



【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

- 昨夏初戦敗退からの復活 (香川代表・尽誠学園)-


9年ぶり11回目の出場となった尽誠学園。選抜準優勝の高松商を決勝で破って香川大会を制した。11回目の優勝だが、この優勝はひと際感慨深い。

昨夏、7月11日、香川大会の初日。延長10回の末、坂出に3-4で惜敗。

試合に出場した当時の2年生メンバーは雪辱を期すために、この1年、「香川で一番長く厳しい練習期間を過ごしてきた」という自負があった。
勝ちにこだわり、最後まであきらめない粘りを培って迎えた香川大会を軒並み甲子園出場経験のある学校を破って、昨年の屈辱を歓喜に変えた。

甲子園での初戦。
作新学院のエース今井君が立ちはだかった。最速は151キロ。13三振を奪われ、ホームベースを踏むことはできなかった。

打線の中心・4番を打つ松井君も「力負け。相手の投手が上だった。別次元という感じ。練習不足です」と完敗を認めざるを得なかった。

昨夏の屈辱から香川大会を勝ち抜く精神力は鍛え上げた。しかし上には上がいる。次の1年、後輩たちは甲子園で勝つレベルに照準を合わせる新たな挑戦が始まった。
(了)
Aug 13, 2016 2:09pm
# #高校野球 #作新学院 #尽誠学園 #栃木 #香川

【参照】

輝け、夏のヒーロー!  Kaispo2016