【第7日第2試合】『涙キラリ、甲子園を去る球児達』第24章

【甲子園】8/13大会第7日第2試合
2回戦:明徳義塾(高知)7-2境(鳥取
そつなく加点した明徳義塾が貫録勝ち!
明徳義塾は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第1試合で嘉手納(沖縄)と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 選手は初出場 (鳥取代表・境)-

9年ぶり8回目の夏の甲子園出場を果たした境。鳥取大会決勝では決勝史上最多の19得点をあげる等、大会を通して安定した戦いぶりが光った。

対戦相手の明徳義塾は7年連続18回目の甲子園。そして春夏連続出場となり経験は豊富だ。一方で、8回目の大舞台となる境だが9年ぶりとなれば実質選手は初出場だ。

試合は苦戦を強いられた。

甲子園の雰囲気に浮足立った。鳥取大会1試合平均1個だった失策がこの試合だけで5つ。さらにエースの隠家も与四死球は7に上り、ミスが得点に結びつき、中盤以降、最後までペースをつかめなかった。

試合後の坂口監督、「失点の仕方がまずかった。あれだけエラーが多いと流れが来ない」と厳しい表情を浮かべた。

出場回数は多くても連続出場でなければ選手は実質初出場だ。甲子園慣れしているチームに比べて技術以上に平常心でプレーできるかどうかが、大舞台で戦う上では重要だ。

強豪相手に戦う時、まずはミスをしないこと。3回には浜君の2点本塁打で同点とした。ミスがなければ5点差はつかなかったはずだ。精神面を鍛え直し、次回、夏の甲子園2勝目を目指してほしい。
(了)
Aug 13, 2016 8:01pm

【参照】

全てはこの瞬間のために! Kaispo2016