【第10日第3試合】『涙キラリ、甲子園を去る球児達』第36章

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【甲子園】8/16大会第10日第3試合
3回戦:鳴門(徳島)11-9盛岡大付(岩手)
渦潮打線11安打11得点で鳴門、3年ぶり8強へ!
鳴門は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第2試合で明徳義塾(高知)と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第36章~】
- 強烈な印象を残した“わんこそば打線” (岩手代表・盛岡大付)-

岩手大会を通して、6試合で73安打、1試合平均12本の打のチーム。次から次へとおかわりするようにヒットが飛び出る“わんこそば打線”で 2年ぶり9回目の甲子園出場を果たした。

初戦の九州国際大付(福岡)戦は14安打を放つものの点を取っては取られのシーソーゲーム。6-6の同点で迎えた9回に2番菅原君の本塁打等で2点を勝ち越し逃げ切った。

2回戦の相手は創志学園(岡山)。最速154キロを誇る相手エースの高田君に11安打を浴びせ攻略。中盤以降は主導権を握り競り勝った。

3回戦の今日は選抜王者・智弁学園を倒し勢いづく鳴門(徳島)との試合。また打撃戦になった。5-11で迎えた9回、4番塩谷君の3点本塁打等で4点を返し粘りを見せた。相手打線より2本多い13安打を打ち、あと一歩まで追い詰めた。

そこには春夏通じて甲子園9連敗という出場はするが勝てない過去のイメージはない。終盤の猛打で勝負を決める“わんこそば打線”は脅威と言っていい。

東北勢の優勝はまだない。近年にめきめきと力を付ける盛岡大付仙台育英、東北、八戸学院光星花巻東などと並び、東北勢初優勝候補に名乗り上げる今大会の戦いぶりだった。
(了)
Aug 16, 2016 6:16pm

【参照】
盛岡大付「わんこそば打線」、鳴門「うずしお打線」に敗れ初の8強ならず


ベスト8をかけて、負けられない戦いがある! 
Kaispo2016