【第12日第2試合】『涙キラリ、甲子園を去る球児達』第43章
【甲子園】 8/18大会第12日第2試合
準々決勝:明徳義塾(高知)3-0鳴門(徳島)
四国対決制した明徳義塾が4強進出!
【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第43章~】
- 公立の星 (徳島代表・鳴門)-
徳島大会5連覇を果たし、11回目の甲子園出場を決めた鳴門。あの池田でも成しえなかった大会初の快挙だ。
今日の準々決勝で惜しくも敗れはしたが、県立の鳴門は、今大会の公立校10校の中で、唯一、ベスト8入りを果たした。
過去10年間(第88回大会から97回大会まで)の公立校のベスト8以上の進出を調べると、次のようになる。
第88回大会 鹿児島工(ベスト4)
第90回大会 浦添商(ベスト4)
第91回大会 県岐阜商(ベスト4)
第92回大会 なし
第93回大会 習志野(ベスト8)
第94回大会 倉敷商(ベスト8)
第95回大会 鳴門(ベスト8)
第96回大会 なし
第97回大会 秋田商(ベスト8)
一大会平均で0.9校と、1校残るか残らないかという数字だ。優勝となると、第89回大会の佐賀北以来出ていない。
県立の鳴門は、ベンチ入りメンバー18名中17名が県内出身。野球部の寮もない。私立高校のユニフォームが洗練されているデザインの中、第1回大会から出場している伝統校のためか、鳴門のユニフォームのオーソドックスなスタイルに何か高校野球らしい懐かしさまで感じてしまう。
私立、公立などで判断するつもりはさらさらないが、やはり公立高校の環境が不利な面は否めない。
そんな中で3年ぶりの8強入りとなれば、もはや県立の星といえるだろう。
(了)
Aug 19, 2016 1:42am
【参照】
駆け上がれ、夏の頂点!
Kaispo2016
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