第5日 ~79回センバツコラム~

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大会第5日 3月27日(火)の試合結果
創造学園大付1-0旭川南 ②関西4-2高知 ③都城泉ヶ丘2-0桐生第一

☆今日のKAIスポは!?☆
第5日も僅差の3試合が行われた。今日は、センバツ特有の特別枠にからむ学校が登場した。21世紀枠出場の都城泉ヶ丘は強豪・桐生第一に完封勝ち!そして、おやっと思う人も多いかもしれないが、高知高校は今大会、実は特別枠の女神なのだ。

大会第6日 3月28日(水)の試合予定
北大津-大垣日大 ②佐野日大-大阪桐蔭 ③常葉菊川-今治西


~ 秋の王者、初戦で散る(高知高校)~

前年11月に開催される明治神宮大会神宮球場)は、各地区大会の優勝校が集う全国大会だけに、その結果は翌春のセンバツ大会の勢力予想にもよく用いられる。神宮大会は昭和45年に明治神宮鎮座50年を記念する奉納試合として大学の部だけで開催され、4回大会の昭和48年から高校の部がスタートした。当時の高校の部は秋の各地区大会の開催時期にばらつきがあったため、参加校は必ずしも地区優勝校とは一致していない。しかし、平成12年より各地区優勝校10校が参加するようになり名実ともに全国大会となった。

これを受けて、高野連は第75回の選抜大会から新しい選考枠として神宮枠を設け、前年秋の神宮大会の優勝校の所属する地区に一般選考枠1を付与することとなった。
昨年の神宮大会の優勝校は高知高校の為、四国に選考枠1が追加されて、今大会は四国勢が3校が出場している。

 その高知高校は今日敗れてしまったが、実は高知のおかげで四国3校目の選出で甲子園の切符を掴んだのが同じ高知の室戸だった。皮肉にもアシストした高知が初戦で破れ、救われた室戸が初戦を突破した。

今大会は神宮準優勝の報徳も初戦で姿を消しているが実は、平成12年以降神宮優勝、準優勝校のセンバツでの成績は延べ13校中、7校が2回戦までに姿を消している。秋の王者達も冬を超えて勢いを持続するのは難しい。