第6日 ~79回センバツコラム~

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大会第6日 3月28日(水)の試合結果
大垣日大7-4北大津 ②大阪桐蔭11-8佐野日大 ③常葉菊川10-0今治西

☆今日のKAIスポは!?☆
今日の第一試合で出場32校全てが登場した第6日。平日にも関わらず42,000人が見守る中、注目の怪物・大阪桐蔭の中田が2打席連続本塁打を放ち、高校通算本塁打を74本とした。大阪桐蔭は8強一番乗り。希望枠の大垣日大は、無失策試合で初戦突破。常葉菊川は初戦の仙台育英に続き強豪をねじ伏せ8強入り。1回戦が終了したセンバツ。今日はその1回戦の戦いぶりを振り返る。


大会第7日 3月29日(木)の試合予定
①熊本工-千葉経済大付 ②室戸-宇部商 ③帝京-市川


~ 勝負は下駄を履くまで・・・(1回戦を終えて)~

1回戦の戦いぶりとして印象に残るのは接戦の多さだ。1回戦16試合のうち、1点差試合は8試合、2点差4試合、3点差1試合となっており、3点差以内の試合が13試合に上る。一方で、5点差以上の試合は、3試合しかなく、実力伯仲の1回戦だった。

そんな接戦の背景には、初出場校の健闘や強豪校の敗退が挙げられる。今大会の初出場校11校のうち半数以上の6校が初戦を突破した。また、甲子園常連の報徳学園仙台育英桐生第一等は新鋭校に足元をすくわれ早々と甲子園を去った。室戸、市川、都城泉ヶ丘大垣日大等は初の大舞台でも堂々とした戦いを披露した。
 
また今大会から低反発球を使用しているが、1回戦での本塁打は4本で、昨春は5本となっており、低反発球が打撃に与える影響についてはもう少し試合を重ねる必要があるようだ。

 センバツは、いよいよベスト8をかけた戦いに突入した。選手達には、マスコミに踊らされることなく、ひたむきさと勝気を存分に出して、紫紺の優勝旗を目指して甲子園を走り回ってほしい。