第10日 ~79回センバツコラム~

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大会第10日 4月1日(日)の試合結果
―準々決勝―
①帝京7-1広陵 ②大垣日大8-1関西
今日の本塁打・・・帝京・中村(ソロ・大会第7号)、帝京・杉谷翔(満塁・大会第8号)

☆今日のKAIスポは!?☆
準々決勝残り2試合が行われた第10日。今日でベスト4が出揃った。
第1試合は1回に中村のソロ本塁打、杉谷翔の満塁本塁打を含む6安打の猛攻で6点を奪った帝京が、投げては、背番号10の左腕・垣ヶ原が6安打1失点の好投で快勝。優勝した64回大会以来15年ぶりのベスト4進出を決めた。杉谷翔の満塁本塁打は大会史上17本目。広陵・エース野村は、2回以降は走者を出しながらも1失点に凌いだが、打線が沈黙した。
第2試合は希望枠出場の大垣日大が、初回に平野の3塁打等で3点を先制。5回にも3連打を絡め4点を追加する等効率よく得点を重ね大勝。初出場で4強入りを決めた。希望枠出場校の4強は初めて。関西は8安打を放ったものの、粘投する大垣日大・エース森田を捉え切れなかった。
今日のKAIスポは、『4強の風!』。


大会第11日 4月2日(月)の試合予定
―準決勝―
常葉菊川-熊本工 ②帝京-大垣日大


~ 4強の風 (ベスト4の顔ぶれ)~

常連校と好投手食いなら新鋭・常葉菊川センバツ2回目ながら仙台育英・佐藤、今治西・熊代、大阪桐蔭・中田打ちは見事。準決勝の相手はまたまた常連校・熊本工。甲子園に現れたニュー縦縞が今大会、相手が常連校であれば勝つジンクスを完成させるか。

伝統の強打から一新、機動力なら熊本工。1番藤村、2番加久の俊足コンビが相手投手をかく乱する。伝統校もセンバツの決勝となれば初めての快挙。熊本発優勝行特急に停車駅はない。

元祖縦縞、強打の帝京は今年も健在。3試合連続2桁安打の打線、大田・垣ヶ原の左右の二枚看板に今年は機動力も加わり、死角なし。容赦ない集中攻撃は昨夏奇跡の敗退から学んだもの。15年ぶりの大旗獲りで昨夏無念のうっ憤はらす。

唯一の初出場の4強入りが光る大垣日大。希望枠での4強も初。優勝経験のあるベテラン阪口監督は今日の試合後、無邪気にガッツポーズを連発。初めての選手と甲子園を知る監督が世代を超えて乗ってきた。希望枠校の希望叶うまであと2つ。